乗馬映画に随分とのめり込む様子

あー、気分じゃねーの。「気分?どーゆう意味?」乗馬映画を見ろって薦めに来た。そう睨んでるけど、違う?

「まっ、日課みてぇなもんでさ。毎日お勧め!しとると、癖になり止められぬわ」此方は迷惑千万。

「何か問題があるわけ?」別に!でも、少し気分悪く、ムカムカすんのよ。「え?そこまで迷惑!?」

乗馬映画じゃなく、自分に対してさ。「自分?」何も変えれず、でも老いゆく人生に、虚しさを感じずには。

「若いくせに、バカな事を」考えぬか?多少なり、日々成長すれば良いが、何も感じ得ぬまま朽ち果てる。

「暗い!ちったぁ前向きになれよ!本当の良さも分らず、凹むだけじゃ最低最悪!ふぅ残念すぎ。でも、まだ若さあるわ。本当に悔いるのは歳をとり、よぼよぼになってからよ。恐らく」

色々考える年頃さなぁ。でもまー。「とにかく、乗馬映画を見ろ!これ人生観変わるよ、多分」

そこまで絶大な影響を?「なんつーか、スポーツとして感動出来るし最高!表現しよーがないレベル!」